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J-GLOBAL ID：201202274194866658   整理番号：12A0084766

Pythium myriotylumによるキョウオウ立枯病(新称)の発生

First Report of Damping-off of Wild Turmeric Caused by Pythium myriotylum

著者 (4件)： 小野剛 (東京都農林総合研究セ) ,  鍵和田聡 (法政大 生命科学) ,  星秀男 (東京都農林総合研究セ) ,  堀江博道 (法政大 生命科学)
資料名： 関東東山病害虫研究会報  (Annual Report of the Kanto-Tosan Plant Protection Society)
号： 58  ページ： 61-62  発行年： 2011年12月01日 
JST資料番号： F0760A  ISSN： 1347-1899  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東京都日野市で発生したPythium myriotylumによるキョウオウ(Curcuma aromatica)の立枯れ症状の発生状況と病徴を記録した。そして,病原菌を分離し,接種による病徴の再現を確認した。本症状は9月に圃場内数か所にスポット上に発生が認められ,地際の葉鞘部から褐色の病斑が出現し,進行すると病斑部が軟化腐敗して倒伏に至った。土壌の湿潤状態は本症状を助長した。分離菌の接種は病徴を再現し,分離菌の塩基配列はP.myriotylumと100%の相同性を示した。本病の病名をキョウオウ立枯病(damping-off of wild turmeric)とすることを提案した。

シソーラス用語： *ウコン属 ,  薬用植物 ,  *Pythium ,  *立枯病 ,  症状 ,  植物病原菌 ,  斑点 ,  病原性
準シソーラス用語： Curcuma aromatica ,  *Pythium myriotylum ,  *キョウオウ ,  病徴 ,  病斑

分類 (2件)： 薬用植物  (FC03075M) ,  菌類による植物病害  (FC04052Y)

引用文献 (4件)：

• HIRATA, T. Mycoscience. 1996, 37, 265-270
• 鈴木幹彦. 日植病報. 2008, 74, 178
• VAN DER PLAATS-NITERINK, A. J. Stud. Mycol. 1981, 21, 1-241
• WHITE, T. J. PCR protocols. 1990, 315-322

タイトルに関連する用語 (4件)： Pythium ,  キョウオウ ,  立枯病 ,  新称