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J-GLOBAL ID：201202274283560457   整理番号：12A1726862

ポリ乳酸の変形についての定量的ナノ機械的研究

Quantitative Nanomechanical Investigation on Deformation of Poly(lactic acid)

著者 (6件)： LIU Hao (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  CHEN Na (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  FUJINAMI So (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  LOUZGUINE-LUZGIN Dmitri (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  NAKAJIMA Ken (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  NISHI Toshio (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 45  号： 21  ページ： 8770-8779  発行年： 2012年11月13日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,非晶質状態ポリ乳酸(PLA)の室温での引張延伸挙動を取り扱った。ここでは,サブマイクロメータモルフォロジーと機械的特性を得るのに,原子間力顕微鏡検査法(AFM)を使ったナノ機械的マッピング方法を適用した。異なる伸長で変形されたPLA試験片のデータを慎重に集めることにより,微細な構造的/機械的進化を同時にモニターすることができ,かくして,微細変形メカニズムを現象学的に調べることができた。PLAマトリックスは,外部応力に対して非常に不均一な応答を示した。応力は幾つかの優先場所に集中され,それにより高い局所Young率が得られ,引張り方向に対して垂直なクレーズが誘発された。しかし,クレーズから離れた位置では,マトリックスは応力を受けず,元の試験を受けないPLA試験片と類似したYoung率が示された。この均一でない応力分布は初期状態でのマトリックスの破局的破損をもたらした。そして,それにより室温でのPLAの脆性性質を説明することができた。

シソーラス用語： *ポリ乳酸 ,  *引張試験 ,  *顕微鏡観察 ,  原子間力顕微鏡 ,  応力歪曲線 ,  示差走査熱量測定 ,  Young率 ,  分子配向 ,  結晶化 ,  クレーズ
準シソーラス用語： *原子間力顕微鏡観察

分類 (1件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

タイトルに関連する用語 (4件)： ポリ乳酸 ,  定量 ,  ナノ機械 ,  研究