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文献
J-GLOBAL ID:201202274287392192   整理番号:12A0583588

ミオシンII制御軽鎖のリン酸化はHeLa細胞においてアクチンではなく収縮環でその蓄積を調節する

Phosphorylation of myosin II regulatory light chain controls its accumulation, not that of actin, at the contractile ring in HeLa cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 318  号:ページ: 915-924  発行年: 2012年05月01日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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真核細胞における細胞質分裂の間,アクトミオシンを基礎とした収縮環(CR)が細胞の赤道に沿って集合する。ミオシンII ATPアーゼ活性はin vitroでミオシンII制御軽鎖(MRLC)のリン酸化により刺激され,リン酸化MRLCは様々なタイプの細胞においてCRに局在している。先の研究ではリン酸化MRLCがCR溝において重要な役割を果たすことが特定された。しかしながら,CR集合におけるリン酸化MRLCの役割は未だ不明である。本論文では,MRLC変異体を標識した蛍光蛋白質を発現するHeLa細胞の細胞分裂および皮質近くのCR集合中のアクチンを観察するために共焦点顕微鏡を用いた。脱リン酸模倣物のMRLCは非リン酸化可能なMRLCおよびアクチンより早く細胞赤道に蓄積した。興味深いことに,非リン酸化可能なMRLC発現またはミオシンII阻害剤ブレビスタチンを用いた処置によるミオシンIIの摂動は細胞赤道でのアクチン蓄積時間を変化させなかった。さらに,ラトルンクリンAを用いた処置によるアクチン重合の阻害は細胞赤道でのMRLC蓄積に影響を及ぼさなかった。まとめると,これらのデータは培養した哺乳動物細胞においてリン酸化MRLCはアクチンではなくそれら自身の蓄積を時間的に調節することを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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