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J-GLOBAL ID:201202274362848180   整理番号:12A1572940

Pichia pastorisにおける狂犬病抗原を標的とするIgG1のFcと融合したヒト単鎖Fv抗体のフラグメントの発現,精製及び特性化

Expression, purification and characterization of a human single-chain Fv antibody fragment fused with the Fc of an IgG1 targeting a rabies antigen in Pichia pastoris
著者 (6件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 75-81  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: W0282A  ISSN: 1046-5928  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最近,狂犬病の感染後予防(PEP)処置の要求が急激に増加したため,ヒト及びウマ狂犬病免疫グロブリン(HRIG及びERIG)の限られた供給では,イヌ狂犬病が流行している国において,PEPに必要とする受動免疫成分の適量を供給できない。それ故,ヒトにおける狂犬病の処置のための安価で効果的な代替生物製剤によるHRIG及びERIGの置き換えは優先度が高い。本研究において,PEP混合液の成分として使用可能な生産物を開発するため,狂犬病抗原標的IgG1のFcと融合したヒト単鎖Fv抗体フラグメントの評価を開始した。以前確立したヒトScFvライブラリーからのScFvフラグメントをクローニングし,発現ベクターpPICZαC/Fcにこのフラグメントを挿入した。活性な組換えScFv-Fc融合蛋白質をPichia pastorisで発現させることに成功した。ScFv-Fcの生産を最適化し,80L発酵槽でスケールアップし,収量は60mg/Lを超えた。硫安分画及びプロテインAセファロースCL-4Bの二段階工程により,ScFv-Fc蛋白質を純度95%以上にまで精製した。マウスの頭蓋内接種前にScFv-Fc分子で培養したウイルスによるin vivoにおいて,ScFv-Fc融合蛋白質は標準的に狂犬病ウイルスを中和した。結果から,機能性抗体がP.pastorisで産生され,ScFv-Fc融合蛋白質は治療薬候補として貢献する可能性があることが示唆された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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抗原・抗体・補体一般 

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