文献

J-GLOBAL ID：201202274526493290   整理番号：12A0713819

ファイバ中のパラメトリックプロセスによって生成される光場のゆらぎ

Field Fluctuations Produced by Parametric Processes in Fibers

著者 (2件)： MCKINSTRIE Colin J. (Bell Lab., NJ, USA) ,  GORDON James P. (Bell Lab., NJ, USA)
資料名： IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics  (IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics)
巻： 18  号： 2  ページ： 958-969  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： W0734A  ISSN： 1077-260X  CODEN： IJSQEN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： このチュートリアルでは,ファイバ中における四光波混合,1)同一の励起からの二光子が破壊され,信号とアイドラー光子が生成される縮退過程の変調相互作用(MI),2)異なる励起からの二光子が破壊され,二信号光子が生成される縮退過程の逆MI,3)異なる二励起光子が破壊され異なる二サイドバンド光子が生成される非縮退過程の位相共役(PC),4)サイドバンド(信号)光子と励起光子が破壊され,異なるサイドバンド(アイドラー)光子と励起光子が生成される非縮退のBragg散乱(BS)の4種のパラメトリック過程から生じる光場のゆらぎを検討した。MIとPCは入力信号を増幅し,BS周波数は入力信号を変換する。入力状態がコヒーレントの場合には,出力状態に関連した直交ゆらぎはGauss統計を示す。出力直交ゆらぎの平均,分散,および相関に対する式を導出した。この式は任意の励起誘起の結合,および分散と励起誘起の不整合係数にとって有用である。これらの式よって,出力場を完全に特定する出力Wigner分布と信号によって運ばれる情報に関する前述の過程を決定できる。ここに示した結果は,連続変数に基づく通信システムや量子情報プロトコルに関係する。

シソーラス用語： 量子ゆらぎ ,  *四光波混合 ,  光ファイバ ,  パラメトリック効果 ,  *雑音発生 ,  直交性 ,  通信方式 ,  *光通信 ,  指導
準シソーラス用語： テュートリアル ,  量子情報通信

分類 (3件)： 非線形光学  (BD05000T) ,  雑音理論  (ND04020U) ,  光通信方式・機器  (ND10000B)

タイトルに関連する用語 (3件)： ファイバ ,  光場 ,  ゆらぎ