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J-GLOBAL ID:201202274531511964   整理番号:12A1506498

ホメオドメイン-ロイシンジッパー(HD-Zip)クラスI転写因子ATHB7及びATHB12は蛋白質ホスファターゼ2C及びアブシジン酸受容体遺伝子活性を制御することによってアブシジン酸シグナル伝達を調節する

The homeodomain-leucine zipper (HD-Zip) class I transcription factors ATHB7 and ATHB12 modulate abscisic acid signalling by regulating protein phosphatase 2C and abscisic acid receptor gene activities
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巻: 80  号: 4-5  ページ: 405-418  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: W0811A  ISSN: 0167-4412  CODEN: PMBIDB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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乾燥を知覚する植物は遺伝子発現における大規模な変化を含めて,生存期間を延ばすための複数の応答を活性化する。本稿は,2つのシロイヌナズナホメオドメイン-ロイシンジッパークラスI遺伝子(ATHB7及び ATHB12)の乾燥応答における役割を報告する。ATHB7及びATHB12は両方とも水不足及びアブシジン酸(ABA)によって強く誘導される。両方の遺伝子のABA媒介転写調節は,プロテインホスファターゼ2C型(PP2C)の活性に依存することが示される。ATHB7及びATHB12は,PP2C及びPP2C蛋白質と相互作用するABA受容体のPYR/PYLファミリーによって定義されるABAシグナル伝達経路の標的である。クロマチン免疫沈降反応及び遺伝子発現解析の結果は,ATHB7及びATHB12はPP2C遺伝子の正の転写制御因子として作用し,それによってアブシジン酸シグナル伝達の負の制御因子として作用することを示す。この考えを支持して,本研究結果は,ATHB7 及びATHB12の作用によって,ABA刺激に応じてABA受容体PYL5及びPYL8をコードする遺伝子の転写が抑制されることを示す。要約すれば,本研究は,ATHB7及びATHB12は,水不足に対する植物応答でABAシグナル伝達に及ぼす負のフィードバック効果の媒介因子として,乾燥に対する一次応答の必須機能であることを示す。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  生物学的機能 

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