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J-GLOBAL ID:201202274596603912   整理番号:12A0930492

高分子マトリックス中染料をクラスタ化するときの予期せぬ吸光度増強

Unexpected Absorbance Enhancement upon Clustering Dyes in a Polymer Matrix
著者 (6件):
資料名:
巻: 116  号: 21  ページ: 6203-6214  発行年: 2012年05月31日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アクリロイルクロリド(AC)の存在でγ線照射,引き続く1-ピレンブタノール(PyBu)または1-ピレンメチルアミン(PyN)と反応することによってポリアクリル酸メチルを用いグラフト化し,ピレン基によって標識付けしたポリエチレン(AC-g-PE-PyBまたはAC-g-PE-PyN)薄膜を得た。最初に,蛍光によるピレンエキシマの形成,次に走査電子顕微鏡用RuO4により薄膜の高濃度ピレン領域を染色して高分子形態を監視することによる高分子薄膜の特性化は高分子鎖動力学の指示薬としてピレンプローブの二重使用から恩恵を得た。PyNを用い標識付けしたグラフト高分子は類似ピレン含有量を有しているにも拘らず,PyBuを用い標識付けした高分子よりも予期せぬ吸光度増強を示した。PyBuを用い標識付けしたグラフト高分子の蛍光スペクトルは単量体発光を示し,一方,PyNを用い標識付けしたグラフト高分子の蛍光スペクトルは排他的エキシマ発光を示した。PyNを用いグラフトしたポリアクリロイルクロリドの標識付けが高分子マトリックスの架橋を生じていることに注目してこれらの劇的差を理由付けした。この事実は走査電子顕微鏡によって確証した架橋領域中ピレン濃度の増強と関連している。高分子薄膜中離散領域の形成は薄膜中の光路を長くし,緊密充填した高濃度領域による光の吸光度を増す分域境界で多重散乱を誘起できる。プラスチック性色フィルタ作製に対するこの効果の履行は数多くの実用途を見いだす一層効率的フィルタを生む。
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分類 (1件):
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高分子固体の物理的性質 
物質索引 (3件):
物質索引
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