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J-GLOBAL ID：201202274620997625   整理番号：12A1519048

クオラムセンシング阻害によるバイオファウリング制御とその膜表面依存性

Bifouling control by quorum sensing inhibition and its dependence on membrane surface

著者 (5件)： KIM Mijin (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Sangyoup (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  PARK Hee-Deung (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  CHOI Suing-Il (Korea Univ., Chungnam, KOR) ,  HONG Seungkwan (Korea Univ., Seoul, KOR)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 66  号： 7  ページ： 1424-1430  発行年： 2012年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 逆浸透(RO)等の膜分離システムの性能に大きく影響する膜表面のバイオファウリングを管理するために,細胞情報伝達システムのクオラムセンシング(QS)を阻害する効果と,その膜表面特性との関係について研究した。韓国の実規模RO施設で採取したPseudomonas putidaをクロスフローROシステムに用いて,QS阻害剤としてQSの分子信号のN-アシルホモセリンラクトンの活性を阻害するアシラーゼを適用して2種類の市販RO膜を試験した。バイオファウリングの状態を,膜クーポン試料の微生物を従属栄養菌数計測法で測定し,共焦点レーザ走査顕微鏡で細胞密度を観測して調べた。この結果,少量のアシラーゼによってバイオファウリングが低下することを示すと共に,膜表面の疎水性度や電荷状態等の表面特性で,バイオファウリングの程度が変わることを示した。

シソーラス用語： *細胞情報伝達 ,  逆浸透 ,  *半透膜 ,  *生物汚損 ,  表面性状 ,  Pseudomonas putida ,  アミダーゼ ,  菌数計測 ,  共焦点レーザ顕微鏡 ,  細胞密度 ,  疎水性 ,  負電荷 ,  *逆浸透膜
準シソーラス用語： *クオラムセンシング ,  膜ファウリング

分類 (1件)： 膜分離  (XD02120Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： クオラムセンシング ,  阻害 ,  バイオファウリング ,  依存性