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J-GLOBAL ID:201202274630273641   整理番号:12A0953054

各種重量百分率のナノ粘土添加物を有するポリプロピレン-ナノ粘土ナノ複合材料に於ける異なる結晶化機構

Different crystallization mechanisms in polypropylene-nanoclay nanocomposite with different weight percentage of nanoclay additives
著者 (3件):
資料名:
巻: 27  号: 10  ページ: 1360-1371  発行年: 2012年05月28日 
JST資料番号: D0987B  ISSN: 0884-2914  CODEN: JMREEE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本検討では,1~15wt%のCloisite(有機化合物処理ナノ粘土)添加物を有するPP濃縮液を結晶化速度および機構用に検討した。結晶化機構を各種技法(熱分析,SEM,TEM,光学顕微鏡法,高温顕微鏡観察)を組合わせて分析した。各種粘土重量百分率(wt%)での結晶化機構を理解し,そしてPPマトリックスから粘土薄板の包有/排除を程度を検討することが重要であった。各種結晶化機構を,PP中のより高いナノ粘土(10~15)wt%を有するPPに比べて,より低いナノ粘土(1~5)wt%のPP中で観察した。結晶化用の半減時間(t1/2)および最大時間(tmax)は,大多数の分散形粘土薄板により結晶化を妨げることに起因して,10~15wt%粘土添加物の試料に比べて1~5wt%粘土添加物を有する試料ではより長くなっていた。10~15wt%粘土添加物で,高い核形成速度が遅い高分子鎖拡散速度を圧倒していた。高いwt%でのアドオン方式で完全に剥離した形態を達成するのは困難であった。SEM顕微鏡写真とEDSスキャン結果から,球晶領域に於いては粘土薄板を排除している,ことを示していた。粘土を含有した溶融PP濃縮液の冷却/結晶化過程で,取囲まれていない粘土薄板が排除され,球晶領域で集められていた。その結果,粘土薄板を凝塊物に発生させる熱力学的駆動力と共に,球晶形成もまた究極形態を誘起している,と説明した。
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分類 (4件):
分類
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高分子固体の構造と形態学  ,  強化プラスチックの成形  ,  土壌鉱物  ,  ポリオレフィン 
タイトルに関連する用語 (5件):
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