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J-GLOBAL ID：201202274739164818   整理番号：12A1287370

プラズモニックレンズを用いたサブ波長集光技術

Subwavelength Focusing Technique Using a Plasmonic Lens

著者 (2件)： TAKEDA Minoru (Kyoto Inst. Technol., Kyoto, JPN) ,  NAKATANI Suguru (Kyoto Inst. Technol., Kyoto, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 51  号： 8,Issue 3  ページ： 08JF02.1-08JF02.4  発行年： 2012年08月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プラズモニックレンズ(PL)は,表面プラズモン波を用いた有望なフォトニック素子の1つである。例えば,ガラス基板上の金属薄膜に開けられた単一の円形サブ波長スリットだけからなるPL構造を用いることによって,表面プラズモン波を集光できる。532nm波長に対するPL構造を作製し,近接場光走査型顕微鏡(NSOM)を使ってそのビーム集光特性を評価した。数ミクロンサイズのプラズモニックレンズは,近接場中だけでなく,準遠方場においても,サブ波長集光スポットを生み出せることを確認した。さらに,PLは,低い拡散角を持つ数ミクロンの開口を通して,高い強度レベルを保ちながら強く集光したビームを発生できることを見いだした。十分に長い作業距離と焦点深度を持つこれらのユニークなビーム集光特性は,光メモリ,ナノリソグラフィー,生化学センシングのような多くの応用を提供する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *技術 ,  波長 ,  *集光レンズ ,  表面プラズモン ,  光学顕微鏡法 ,  焦点深度 ,  サブ波長
準シソーラス用語： *プラズモニクス ,  近接場光走査型顕微鏡法

分類 (1件)： 光デバイス一般  (BD06010L)

引用文献 (20件)：

• 1) W. Barnes, A. Dereux, and T. Ebbesen: Nature 424 (2003) 824.
• 2) C. Ropers, C. Neacsu, M. Raschke, M. Albercht, C. Lienau, and T. Elsaesser. Jpn. J. Appl. Phys. 47 (2008) 6051.
• 3) Z. Liu, H. Lee, Y. Xiong, C. Sun, and X. Zhang: Science 315 (2007) 1686.
• 4) I. Smolyaninov, Y. Hung, and C. Davis: Science 315 (2007) 1699.
• 5) X. Luo and T. Ishihara: Appl. Phys. Lett. 84 (2004) 4780.

タイトルに関連する用語 (2件)： サブ波長 ,  集光