点滴灌漑による施用が可能な生物燻蒸剤を含む新しい生物由来液剤

DE NICOLA Gina R.; D’AVINO Lorenzo; CURTO Giovanna; MALAGUTI Lorena; UGOLINI Luisa; CINTI Susanna; PATALANO Giampiero; LAZZERI Luca

文献

J-GLOBAL ID：201202275106419805 整理番号：12A1202001

点滴灌漑による施用が可能な生物燻蒸剤を含む新しい生物由来液剤

A new biobased liquid formulation with biofumigant and fertilising properties for drip irrigation distribution

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資料名：
巻： 42 ページ： 113-118 発行年： 2013年03月
JST資料番号： W0732A ISSN： 0926-6690 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

固形の土壌生物燻蒸剤を改良し,点滴灌漑による施用に適した新しい液状製剤を開発した。特殊なバイオテクノロジーによる製剤方法を開発し,Brassica carinata種子の油粕の高い生物燻蒸剤特性を実現する特許を取得した。この方法により,B.carinataに含まれる主要グルコシノレートであるシニグリンが,約30分でほぼ完全にイソチオシアン酸アリルに加水分解され,油粕から液体画分に放出された。そして,本製剤は濾過を1回おこなって固形物を除去した後で使用することによって,点滴灌漑による施用が可能であった。この新しい製剤のサツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)と非標的土壌棲息性小型節足動物のオオフォルソムトビムシ(Folsomia candida)に対する影響を温室条件下で調べた結果,イソチオシアン酸アリルの放出量と明らかな関連を示す統計的に有意な用量依存性の影響が認められた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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その他の有害生物防除剤 , 農業廃棄物の利用

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