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J-GLOBAL ID：201202275167825539   整理番号：12A0617238

PLAフィルムの熱接合部の力学的特性に及ぼす接合圧力の影響

著者 (4件)： 橋本由美 (富士インパルス) ,  橋本靜生 (富士インパルス) ,  山田和志 (京都工繊大) ,  濱田泰以 (京都工繊大)
資料名： 日本包装学会誌  (Journal of Packaging Science & Technology, Japan)
巻： 21  号： 2  ページ： 115-123  発行年： 2012年04月01日 
JST資料番号： L1730A  ISSN： 0918-5283  CODEN： NHGIEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 過去の我々の研究において,はく離試験,円孔引張試験,DSC,FT-IR,MOR測定の結果から,接合温度130°Cの際にポリ乳酸フィルムの機械的強度が最大値を示すことを明らかにした。本研究では,はく離試験,円孔引張試験,SEM観察,偏光顕微鏡観察等を行い,接合圧力が,熱接合部の力学的特性や分子構造に及ぼす影響について検討した。その結果,圧力範囲が0.1~0.5MPaでは,接合圧力が低いほど,はく離強度が向上することが明らかとなった。すなわち,0.1MPaという最も小さな接合圧力で最大強度を示した。PLAフィルム間に残留した空気層が2枚のフィルムの接合に重要な役割を果たしていることが明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ポリ乳酸 ,  *プラスチックフィルム ,  *ヒートシール ,  接合 ,  *圧力 ,  *物理的性質 ,  剥離試験 ,  引張応力 ,  分子構造 ,  力学的性質
準シソーラス用語： PLA【高分子】 ,  力学的特性

分類 (3件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  包装材料  (YH06030Q) ,  機械加工,仕上げ一般  (YH04111G)

引用文献 (9件)：

• 1)生分解性プラスチック実用化検討委員会(:通商産業省基礎産業局長諮問委員会、座長:土肥理化学研究所主任研究員(当時))「新プラスチック時代の幕開け」(1995年3月)
• 2)大島一史、澤田秀雄、福田和彦、包装技術誌、38(3)、p.266(2000)
• 3)北川和男、成形加工学会誌、19(4)、p.208(2007)
• 4)橋本靜生、橋本由美、辻井哲也、森本光彦、濱田泰以、Umaru.Semo.Ishiaku、成形加工学会誌、18(8)、pp.600-605(2006)
• 5)橋本由美、橋本靜生、辻井哲也、森本光彦、小滝雅也、濱田泰以、成形加工学会誌、19(4)、pp.236-242(2007)

タイトルに関連する用語 (4件)： PLA ,  フィルム ,  熱接合 ,  力学的特性