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J-GLOBAL ID:201202275320893891   整理番号:12A0206117

上咽頭癌細胞における選択的PPAR-γ阻害剤(T0070907)の増殖抑制

Growth Inhibition of a Selective PPAR-γ Inhibitor,T0070907,in Nasopharyngeal Carcinoma Cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 343-349  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2599A  ISSN: 1672-3554  CODEN: ZYXUEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】PPAR-γ(ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体-γ)阻害剤による癌細胞増殖抑制およびアポトーシスの誘発性を裏付けること。本研究で,PPAR-γの選択的阻害剤T0070907により,NPC細胞系の細胞増殖におけるPPAR-γの効果と推定機序を調査する。【方法】5つのヒトNPC細胞系(CNE1,CNE2,HONE1,SUNE1および5-8F)におけるPPAR-γメッセンジャーRNAおよび蛋白質の発現を,RT-PCRおよびウェスタンブロット法で検出した。T0070907によるNPC細胞の増殖抑制はMTT法で測定し,T0070907処置によって細胞周期を停止したNPC細胞は蛍光細胞分析分離装置(FACS)解析により検査した。細胞周期関連蛋白質の発現は,ウェスタンブロッティングにより検出した。【結果】PPAR-γは,5つのNPC細胞系において,メッセンジャーRNAレベルでも蛋白質レベルでも発現した。T0070907はNPC細胞の増殖を有意に抑制し,その増殖抑制は用量および時間に依存した。T0070907で48時間処置したCNE1およびCNE2細胞は,G2/M期において明らかに用量依存的に蓄積したが,この段階においてその程度は有意に異なった(P<0.05)。T0070907により,Cyclin A,Cyclin B1,Cdc2およびCdk2を含む細胞周期関連の蛋白質の発現は抑制されたが,pCdc2の発現は増加した。【結論】PPAR-γ阻害剤T0070907は,G2/M期におけるNPC細胞の増殖抑制を誘発し,おそらく,Cyclin A,Cyclin B1,Cdc2,Cdk2およびpCdc2の調節機能により,その細胞周期は停止すると思われる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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細胞生理一般 
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