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J-GLOBAL ID：201202275620761237   整理番号：12A1194206

ケラチンフィラメントのヘテロ重合アセンブリーと核周辺組織化の構造的基盤

Structural basis for heteromeric assembly and perinuclear organization of keratin filaments

著者 (6件)： LEE Chang-Hun (Johns Hopkins Univ., Maryland, USA) ,  KIM Min-Sung (Johns Hopkins Univ. School of Medicine, Maryland, USA) ,  CHUNG Byung Min (Johns Hopkins Univ., Maryland, USA) ,  LEAHY Daniel J (Johns Hopkins Univ. School of Medicine, Maryland, USA) ,  COULOMBE Pierre A (Johns Hopkins Univ., Maryland, USA) ,  COULOMBE Pierre A (Johns Hopkins Univ. School of Medicine, Maryland, USA)
資料名： Nature Structural & Molecular Biology  (Nature Structural & Molecular Biology)
巻： 19  号： 7  ページ： 707-715  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： W0637A  ISSN： 1545-9993  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 上皮細胞の中間径フィラメントは2種類のケラチンが対になっているものが大部分で,ケラチノサイト前駆細胞ではケラチン5と14(K5およびK14)がヘテロ重合体を形成する。K5とK14の中央のコイルドコイルドメインを持つ2B(Thr382~Gly476とSer332~Gly421)領域間で形成されたヘテロ二量体の結晶構造を解析し,in vitroフィラメント形成の分子モデルを構築した。ヘテロダイマーの接触面は非対称塩結合,水素結合,疎水性接触で形成され,表面においては電荷分極が見られた。K14のCys367が関与するダイマー間でのジスルフィド結合が結晶中でも表皮ケラチノサイト中でも形成され,Cys367置換ではフィラメント形成不全となり,上皮細胞異常など関連疾患への寄与を示唆した。

シソーラス用語： *中間径フィラメント ,  ケラチン ,  二量体 ,  *ケラチン細胞 ,  再構成 ,  結晶構造 ,  分子モデル ,  部位特異的変異誘発 ,  超螺旋 ,  ジスルフィド結合
準シソーラス用語： ケラチン14 ,  ケラチン5 ,  *ケラチンフィラメント ,  ヘテロ二量体

分類 (1件)： 細胞構成体の機能  (EF03060C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 重合 ,  アセンブリー ,  核 ,  周辺組織 ,  基盤