文献
J-GLOBAL ID:201202275687624706   整理番号:12A1030947

ERαの新変異体,ERα36はトリプルネガティブ乳癌で発現され,乳癌細胞系で特異的トランスクリプトーム特性を有する

ERα36, a new variant of the ERα is expressed in triple negative breast carcinomas and has a specific transcriptomic signature in breast cancer cell lines
著者 (8件):
資料名:
巻: 77  号: 10  ページ: 928-934  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: C0103B  ISSN: 0039-128X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
トリプルネガティブ乳癌はエストロゲン受容体α(ERα),プロゲステロン受容体(PR)およびHER-2蛋白質を喪失している。新しい特徴の同定と推定標的の特性化が厳しい要求になっているので,この癌は乳癌の最も異種で悪性群を構成している。本研究では,一連のトリプルネガティブ乳癌において,腫瘍の臨床的挙動および臨床病理的特徴に関して,最近同定された36kDaのERα変異体,ERα36の発現について分析した。ほとんど全部の腫瘍の細胞質内で広範に発現したが,受容体の独占的膜/膜直下発現は患者生存と相関関係を示すことが分かった。さらに,膜ERα36はトリプルネガティブ乳癌において高予後関連を有する血管新生促進マイクロRNA(miR),miRNA210の発現と逆向きに相関する。乳癌細胞系における徹底的トランスクリプトーム的薬理学的方法により,CREB,NFκBおよびSTAT転写因子による免疫系過程,T細胞分化,RNA生合成,代謝調節,VEGFシグナル伝達および細胞周期調節に関連している,受容体活性化の初期[直接]転写特性を明らかにした。最後に,ERα36発現は乳癌上皮層に限定されず,腫瘍血管構造,腫瘍周囲脂肪組織,リンパ球浸潤および間質線維芽細胞で同等に同定された。前記を考慮に入れると,ERα36はトリプルネガティブ乳癌において主な対応物を表すことができた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞膜の受容体  ,  遺伝子発現  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

前のページに戻る