抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ドイツのHenkel社のAquenceと称する,有機塗膜の被覆方法を紹介した。この被覆方法は,弱い酸性の塗料の浴の中に被被覆物を浸漬し,その際に発生する鉄イオンを利用して,鉄の表面に塗料の粒子を付着させて被覆を行うもので,通常の陰極浸漬被覆(KTL)のように,外部から電気を供給する必要が無い。また,被被覆材は,脱脂などの表面のクリーニングは行うが,燐酸処理やクロム酸処理のような前処理を行う必要が無い。角や縁にも均一に被覆ができ,さらに,筒状の被被覆物でも,内側と外側で一様な被覆ができる。また,有毒物質を排出しない,設備費や運転費が少ない,設置面積が小さいという利点もある。ベースーコートと粉末塗料のトップコートのCo-Cure法にも言及した。このプロセスを導入した2つのユーザーの印象も報告した。