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J-GLOBAL ID:201202275725891721   整理番号:12A0593604

ヒト癌細胞の有効な成長抑制に向けたポリフェノール含有ポリカプロラクトンナノファイバー

Polyphenol-loaded polycaprolactone nanofibers for effective growth inhibition of human cancer cells
著者 (4件):
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巻: 133  号: 2-3  ページ: 674-680  発行年: 2012年04月16日 
JST資料番号: E0934A  ISSN: 0254-0584  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ドラッグキャリアとしての高分子ナノファイバー利用は,生体医療応用,特に術後局所化学療法向けに将来的に有望である。PCL(ポリカプロラクトン)は,しばしばドラッグデリバリーシステム用の埋込みキャリアとして研究されている生物分解性ポリエステルである。癌治療を可能にするドラッグキャリアを開発するため,静電紡糸により植物ポリフェノール含有PCLナノファイバーを合成した。結果としてのナノファイバーは十分に相互結合した孔構造を示し,平均直径は植物ポリフェノール添加により増加した。ATR-FTIRとXRD結果では,ナノファイバー中のPCLと植物ポリフェノールの分子間相互作用存在を明確に示した。DSCデータから得られた結晶度は植物ポリフェノール導入と共に52.0から57.8%まで増えた。ナノファイバーは破裂放出を示さず,ECGC((-)-エピガロカテキン-3-O-ガラート)とCA(カフェイン酸)放出を制御し,ナノファイバー内の植物ポリフェノールの均一分散と完全包含を意味した。放出植物ポリフェノールはH2O2を生成するが,ECGCとCAの細胞毒性の主原因である。更に,植物ポリフェノールにより生成したH2O2は,カスパーゼ-3活性化による胃癌細胞のアポトーシスと主に関わる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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製剤一般  ,  高分子固体のその他の性質  ,  繊維化学・分析  ,  動植物,微生物のその他の産生物質 
タイトルに関連する用語 (4件):
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