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J-GLOBAL ID：201202275955677877   整理番号：12A1668414

高効率色素増感型太陽電池のための,Nbドープを使用したTiO₂電極伝導帯構造の設計

Design of conduction band structure of TiO₂ electrode using Nb doping for highly efficient dye-sensitized solar cells

著者 (5件)： TSVETKOV Nikolay A. (Korea Advanced Inst. of Sci. and Technol., Daejeon, KOR) ,  LARINA Liudmila L. (Korea Advanced Inst. of Sci. and Technol., Daejeon, KOR) ,  SHEVALEEVSKIY Oleg (Inst. of Biochemical Physics, RAS, Moscow, RUS) ,  AL-AMMAR Essam A. (King Saud Univ., Riyadh, SAU) ,  AHN Byung Tae (Korea Advanced Inst. of Sci. and Technol., Daejeon, KOR)
資料名： Progress in Photovoltaics  (Progress in Photovoltaics)
巻： 20  号： 7  ページ： 904-911  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： W0463A  ISSN： 1062-7995  CODEN： PPHOED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NbドープされたTiO₂/色素-電解質界面における界面再結合を抑制するため,また,TiO₂電極内での電子輸送を促進するため,薄いTiO₂バリヤ層をもつTiO₂電極のエネルギーバンド構造を設計した。ドーピングは,色素からTiO₂への電子注入効率を高め,TiO₂電極を横切る電子輸送を促進するため,TiO₂/色素-電解質界面での電子エネルギーバンド構造を変化させるのに有用なツールであることが示された。同時に,3ヨウ化物との再結合は,ナノ粒子表面でドープされていないTiO₂の薄い層を蒸着することにより抑制できた。適切なドーピングレベルを選ぶことで,製作される太陽電池の光電池パラメータを改良することが可能になった。結果として,ドープされていないTiO₂電極を2.7mol%Nbドープされた電極に置き換えたとき,電池効率は7.7%から9.0%へ増大した。今回得られた結果は,色素増感型メソスコピック太陽電池(DSCs)の性能の更なる最適化のために有用な情報を与える。

シソーラス用語： *太陽電池 ,  *ドーピング ,  ニオブ ,  *酸化チタン ,  *電極材料 ,  *被覆層 ,  エレクトロトランスポート ,  バンド構造 ,  効率
準シソーラス用語： *色素増感型太陽電池 ,  障壁層 ,  電池効率

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (7件)： 高効率 ,  色素増感型太陽電池 ,  Nb ,  ドープ ,  TiO2 ,  伝導帯 ,  設計