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J-GLOBAL ID:201202275991539472   整理番号:12A1144490

理科における観察・実験結果の考察に関する子どもの学習実態と要因構造の分析-小学生と中学生との比較の視点から-

A Structural Analysis of the Learning Situation of Children Related to the Observation and Consideration of Experimental Results in Science-From the Perspective of Comparison with Elementary School Students and Junior High School Students-
著者 (5件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 29-38  発行年: 2012年07月17日 
JST資料番号: L6042A  ISSN: 1345-2614  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究では,観察・実験の結果を考察する活動における小学生の学習実態を明らかにすることを第一の目的とした。さらに,同場面における小学生および中学生の学習に影響を及ぼす要因構造について,両者の比較の視点から明らかにすることを第二の目的とした。これらの目的を達成するため,小学校5,6年生200名を対象に,15項目からなる質問紙調査を実施した(中学生の分析には,これまでに実施した同様の質問紙調査で得た回答を用いた)。その結果,考察を導出する活動における小学生の学習実態として以下の1)2),同場面における小学生および中学生の学習に影響を及ぼす要因構造として3)のことが明らかになった。1)児童が仮説を設定する活動に比べて,考察を導出する活動が十分に行われていない。2)児童自らが仮説を設定したり考察を導出したりする活動に比べて,教師がまとめた考察を見て自分の考察を記述する活動が多く行われている。3)考察を導出する活動に対して,小学生の場合は仮説を設定する活動が強い影響を及ぼし,中学生の場合は教師への依存が強い影響を及ぼしている。(著者抄録)
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分類 (1件):
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生物科学一般 
引用文献 (19件):
  • 1)文部科学省:「小学校学習指導要領解説理科編」,2008,大日本図書
  • 2)文部科学省:「中学校学習指導要領解説理科編」,2008,大日本図書
  • 3)平賀伸夫:「科学的表現力の育成をねらいとした実験レポート作成に関する指導」,愛知教育大学研究報告,Vol. 53, pp. 115-122, 2004
  • 4)中山迅:「子どもが観察・実験の結果から結論を導くことのできる理科授業」,理科の教育,Vol. 56, No. 11, pp. 8-11, 2007
  • 5)新世紀型理科教育研究会:「小学校理科新内容の授業展開」,2009,東洋館出版社
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