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J-GLOBAL ID:201202276025936704   整理番号:12A0413616

糞便汚染源指標としてのステロールとステロール比除去における下水処理プラントの効率

Sewage Treatment Plants Efficiencies in Removal of Sterols and Sterol Ratios as Indicators of Fecal Contamination Sources
著者 (6件):
資料名:
巻: 223  号:ページ: 1017-1031  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: C0720A  ISSN: 0049-6979  CODEN: WAPLAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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流入水と処理水双方の化学分析に基づき,ステロール除去における下水処理プラント(STPs)の効率を評価した。3S及び3つの三次処理プラントからサンプルを採集し,23のステロール類(メストラノール,ノルエチンドロン,エコール,エストロン,エキリン,ノルゲストレル,17α-エチニルエストラジオール,17α-エストラジオール,17β-エストラジオール,エストリオール,ジヒドロコレステロール(コレスタノール),コプロスタノール,エピコプロスタノール,コレステロール,デスモステロール,カンペステロール,スティグマステロール,β-シトステロール,コプロスタノン,コレスタノン,エピコレスタノール,スティグマスタノール,24-エチルコプロスタノール)をGC-MSで分析した。処理水サンプル中に残留するステロール類のパーセンテージ(流入水サンプルと比較して)は0~80%であり,ステロールのタイプ,STPの位置及び処理タイプで変動した。二次及び三次STPにおける除去効率の差は統計的に有意であった。流入水と処理水でステロール化合物の濃度は異なったが,ステロールの豊富さは同じであった。検出された最も豊富なステロールはコレステロールであり,糞便ステロールのコプロスタノール,植物ステロールの24-エチルコプロスタノール及びβ-シトステロールがそれに続いた。3つのSTPについて,流入水中にホルモンステロールが0.03-0.05 μg/Lの濃度で検出された。人糞汚染固有の10種のステロール比及び多様な糞便汚染源を判別する8種のステロール比を計算した結果,流入水について12種の比,処理水について9種の比が人糞汚染源の追跡に有効であった。本研究のステロール比の値に基づき,人糞汚染を識別する新しい基準を提示した。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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下水,廃水の生物学的処理  ,  その他の汚染原因物質 
タイトルに関連する用語 (4件):
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