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J-GLOBAL ID:201202276040369417   整理番号:12A0875948

N,N-ジメチルアクリルアミドおよび複雑な擬ロタキサンの共重合体の合成と多刺激応答挙動

Synthesis and multi-stimuli-responsive behavior of copolymer of N,N′-dimethylacrylamide and complex pseudorotaxane
著者 (6件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 199-217  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: H0465B  ISSN: 0170-0839  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ククルビト[6]ウリル(CB[6])に軸を通した擬ロタキサン構造を有する新規,水溶性側鎖共重合体を,N′-(4-ビニルベンジル)CB[6]に軸を通した1,4-ジアミノブタンジヒドロクロリド(4VBCB),およびN,N-ジメチルアクリルアミドを単量体として合成した。SEMの結果は,DMAA/4VBCBのモル比が低下するにつれて,球形粒子の直径が大きくなり,球形粒子中で架橋が起こることを示した。興味あることに1HNMRスペクトルは,CaCl2あるいはBaCl2の添加により,側鎖上のCB[6]の軸をはずしたり軸に入れたり制御できるが,NaClの添加ではCB[6]の軸をはずすことはできない,ことを示した。DLSデータは,共重合体が感温性を有し,DMAA/4VBCBのモル比を調整することにより,それらのジャンプ温度を制御できることを示した。また,RLSデータは,凝集体のサイズがNaCl濃度上昇とともに増加することを示した。同時に共重合体は,pH応答挙動も示した。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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