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J-GLOBAL ID：201202276132318193   整理番号：12A1162216

ソウル巨大都市におけるPM_2.5中の水溶性イオンとそれらの前駆体ガスの間の関係

Relationship between water-soluble ions in PM_2.5 and their precursor gases in Seoul megacity

著者 (6件)： SHON Zang-ho (Dep. of Environmental Engineering, Dong-Eui Univ., Busan 614-714, KOR) ,  KIM Ki-hyun (Dep. of Environment & Energy, Sejong Univ., 98 Goon Ja Dong, Seoul 143-747, KOR) ,  SONG Sang-keun (Div. of Earth Environmental System, Pusan National Univ., Busan 609-735, KOR) ,  JUNG Kweon (Seoul Metropolitan Government Inst. of Public Health and Environment, Seoul, KOR) ,  KIM Nam-jin (Seoul Metropolitan Government Inst. of Public Health and Environment, Seoul, KOR) ,  LEE Jun-bok (Seoul Metropolitan Government Inst. of Public Health and Environment, Seoul, KOR)
資料名： Atmospheric Environment  (Atmospheric Environment)
巻： 59  ページ： 540-550  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： C0382D  ISSN： 1352-2310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究ではソウル市内の微細粒子(PM_2.5)イオン性成分を,2010年に収集した短期測定データ(1時間間隔)を用いて検討した。半揮発性無機種とエアロゾルの層状態の分配をISORROPIA II熱力学平衡モデルを用いて検討した。イオン構成の解析で,微細粒子中におけるNO₃^-とSO₄^2-とNH₄⁺の相対的豊富さを同定した。これらの成分間の強い相関の存在は,それらの形成経路の類似性を示した。これらのイオン成分とそれらの気相前駆体の季節パターンは互いに幾分異なっていた。観測されたSO₄^2-/SO₂質量比は,SO₄^2-形成におけるSO₂の気相酸化(H₂SO₄へ)の重要な役割を示した。さらに,SO₄^2-とNO₃^-の両者は,NH₄⁺でほぼ完全に中和され,(NH₄)₂SO₄とNH₄NO₃を形成した。NO₃^-エアロゾルの形成は,総硫酸と硝酸濃度よりも少ない総アンモニア濃度で証明されたように,アンモニア感受性(例えばアンモニア欠乏)であろう。アジアの砂塵事象時の砂塵粒子におけるSO₂の取込みもSO₄^2-濃度における制御を誘導するだろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *浮遊粒子状物質 ,  *エアロゾル ,  大韓民国 ,  *粒状物汚染 ,  イオン組成 ,  大気イオン ,  平衡 ,  硝酸塩 ,  硫酸イオン ,  アンモニア ,  *PM2.5
準シソーラス用語： ソウル市 ,  硝酸イオン ,  都市大気汚染 ,  熱力学平衡

分類 (1件)： 粒状物調査測定  (SB03060E)

タイトルに関連する用語 (4件)： ソウル ,  巨大都市 ,  水溶性イオン ,  前駆体