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J-GLOBAL ID:201202276156501657   整理番号:12A1390759

小麦の土壌から単離された亜硝酸還元菌である新種Pseudomonas nitritireducens

Pseudomonas nitritireducens sp. nov., a nitrite reduction bacterium isolated from wheat soil
著者 (9件):
資料名:
巻: 194  号: 10  ページ: 809-813  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: A0450A  ISSN: 0302-8933  CODEN: AMICCW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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グラム陰性菌で,運動性がない極性単鞭毛を持つ桿菌WZBFD3-5A2Tが,数年間の除草剤処理した小麦土壌から単離された。WZBFD3-5A2T株の細胞は0~4.0重量%のNaClを含むpH8.0のLuria-Bertani寒天培地上で30°Cで至適に増殖する。16SrRNA遺伝子配列解析により,WZBFD3-5A2T株はPseudomonas属に属することが明らかとなった。生理学的及び生化学実験によりこの系統的関連が支持された。WZBFD3-5A2T株はPseudomonas nitroreducensのIAM1439T株と密接に関係しており,99.7%の配列の相同性があった。2系統間のDNA-DNAハイブリダイゼーション実験により,穏やかな再会合の類似性(33.92±1.0%)のみを示した。DNAのG+C含量は62.0mol%である。主要な呼吸キノンはQ-9である。主要な細胞内の脂肪酸はC16:0(28.55%),C16:1ω6cまたはC16:1ω7c(20.94%),C18:1ω7c(17.21%)及びC18:0(13.73%)である。単離された株は,表現型および生化学的特性に基づくと,Pseudomonas属の他の関連する種とは区別できるものであった。遺伝子型,化学分類と表現型データは,WZBFD3-5A2T株がPseudomonas属の新種であることを示す証拠となり,Pseudomonas nitritireducens sp.nov.という名前が提案された。基準株はWZBFD3-5A2T(=CGMCC1.10702T=LMG 25966T)である。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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微生物形態学・分類学 

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