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J-GLOBAL ID：201202276188055004   整理番号：12A0441831

ベンゾチアゾール-トリフェニルアミン重合体を用いてバルクヘテロ接合有機太陽電池の出力変換効率向上

Improved power conversion efficiency of bulk-heterojunction organic solar cells using a benzothiadiazole-triphenylamine polymer

著者 (5件)： YASUDA Takeshi (National Inst. Materials Sci.(NIMS), Ibaraki, JPN) ,  SHINOHARA Yuki (Kurume National Coll. Technol., Fukuoka, JPN) ,  MATSUDA Takaaki (Kurume National Coll. Technol., Fukuoka, JPN) ,  HAN Liyuan (National Inst. Materials Sci.(NIMS), Ibaraki, JPN) ,  ISHI-I Tsutomu (Kurume National Coll. Technol., Fukuoka, JPN)
資料名： Journal of Materials Chemistry  (Journal of Materials Chemistry)
巻： 22  号： 6  ページ： 2539-2544  発行年： 2012年02月14日 
JST資料番号： W0204A  ISSN： 0959-9428  CODEN： JMACEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ベンゾチアゾール(BTD)-トリフェニルアミン(TPA)の2:1化合物とその重合体をバルクヘテロ接合太陽電池にした。有機バルクヘテロ接合の利点は低コストの溶液加工性にあるが,光電変換効率が低い。BTD-TPA(I),重合体をPCBM(フラーレンC60)と重量比1:2に混合したもの(II)の光電変換効率を比較した。IIはIの2倍で,IよりIIの方が電場効果正孔移動度は2桁高く,光吸収ピーク波長が長くなり,それぞれで構成した電池はAM1.5人工太陽光でIよりIIの短絡電流と変換効率が高くなった。C60をC70に変え,1:4重量比とした素子では360~560nm波長域の入射光子の約50%が電流変換できた。活性層の厚み233nmの膜で短絡電流7.45mAcm^-2,開路電圧0.92V,変換効率2.65%を得た。

シソーラス用語： *フラーレンC70 ,  *太陽電池 ,  *ヘテロ接合 ,  *第三アミン ,  *芳香族アミン ,  *窒素複素環化合物 ,  *硫黄複素環化合物 ,  *付加化合物 ,  *重合体 ,  *混合物 ,  *効率 ,  *エネルギー変換効率 ,  キャリア移動度 ,  電場効果 ,  光吸収 ,  スペクトルシフト ,  短絡電流 ,  電圧 ,  *フラーレンC60
準シソーラス用語： *トリフェニルアミン誘導体 ,  *バルクヘテロ接合 ,  開路電圧 ,  *光電子変換効率 ,  正孔移動度 ,  *有機太陽電池 ,  *ベンゾチアゾール類

分類 (3件)： 太陽電池  (NC03084O) ,  チアゾール,イソチアゾール  (CF07081P) ,  芳香族単環アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム  (CF05050D)

物質索引 (1件)： 4,4′-(2,1,3-ベンゾチアジアゾール-4,7-ジイル)ビス(N,N-ジフェニルベンゼンアミン)

タイトルに関連する用語 (6件)： ベンゾチアゾール ,  トリフェニルアミン ,  重合体 ,  バルクヘテロ接合 ,  有機太陽電池 ,  変換効率