抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水産工学研究所では,再解析データを開境界条件とする瀬戸内海流動・低次生産モデルを構築している。本研究では,現地データとして蓄積された潮汐データと,モデルの境界条件として使用する再解析データを比較し,瀬戸内海モデルの開境界で与えるべき水位データの精度向上を図ることを目的とする。2000~2009年の験潮所の平均水位とFRA-JCOPEの水位の比較により,九州東岸では比較的良好な一致を示すものの,四国・紀伊半島南岸ではFRA-JCOPEデータの方が過小評価となること,この観測値とのズレは2004年以降に顕著であることが明らかとなった。次に,験潮所の水位データを基に開境界データを作成し,モデルの感度解析を実施した。(著者抄録)