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J-GLOBAL ID:201202276229853085   整理番号:12A0565703

BおよびTリンパ球におけるPI3Kシグナル伝達: 新たな発生および治療的進展

PI3K signalling in B- and T-lymphocytes: new developments and therapeutic advances
著者 (2件):
資料名:
巻: 442  号:ページ: 465-481  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: B0205A  ISSN: 0264-6021  CODEN: BIJOAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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BおよびTリンパ球におけるPI3Kシグナル伝達の理解の進展について概説した。まず,PI3Kの種類と構造およびPI3Kシグナル伝達経路について解説し,クラスI PI3Kがリンパ球において重要な役割を果たすことを示した。次に,リンパ球におけるPI3Kシグナル伝達経路を解析するためのツールとして,PI3Kイソ型選択的阻害剤,遺伝子ノックインおよびノックアウト技術,蛍光バイオプローブを紹介した。第三に,これらの技術を用いた解析から,PI3Kの触媒サブユニットのイソ型であるp110αおよびδが,転写因子FOXOおよびその標的であるRagの活性調節を介して,プロB/プレB移行に寄与すること示した。また,反応不顕性のB細胞もPI3Kシグナル伝達経路の活性と負に相関しており,B細胞の寛容性にPI3Kが寄与ことも示した。さらに,体腔に局在するB-1B細胞および血液と二次リンパ系組織に局在するB-2B細胞の発生も,p110αあるいはδが寄与することを示した。第四に,Tリンパ球の発生に関しても,PI3KがCD4 T細胞,そのサブセットであるTh1およびTh2細胞,Th17細胞,胚中心でB細胞の補助をするTfh細胞,およびCD8細胞において重要な役割を果たすことを示した。最後に,PI3Kの選択的阻害剤であるCAL-101のリンパ系腫瘍に対する作用および治療効果について解説し,CAL-101および他のPI3K選択的阻害剤がこれらの疾患の治療に関して有望であることを示した。
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分類 (2件):
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免疫反応一般  ,  酵素一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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