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J-GLOBAL ID:201202276250606446   整理番号:12A0758873

天然有機物の存在下での有機ナノ材料の胚毒性の変化

Embryonic toxicity changes of organic nanomaterials in the presence of natural organic matter
著者 (8件):
資料名:
巻: 426  ページ: 423-429  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水圏におけるナノ材料(NMs)の潜在的な消長とバイオアベイラビリティを解明するとき,NMsと天然有機物(NOM)の相互作用を考慮する必要がある。本研究は異なる物理化学的性質を持つ炭素系NMsのNOM添加後の日本メダカ(Olyzias latipes)の胚に対する毒性を比較した。測定した胚毒性のパラメータは死亡率,奇形,及び孵化遅延である。水に懸濁させたフラーレン(nC60)と多壁炭素ナノチューブ(MWNTs)の様々な物理化学的性質を,有機交換(Tol/nC60),長時間攪拌時間(Aqu/nC60)及び酸処理(f-MWNTs)により調整し,キャラクタライズした。Tol/nC60はAqu/nC60に比べてより多くの疎水性表面を生成し,より小さな密閉球状凝結を示した。酸処理のf-MWNTsは無処理(生)のf-MWNTs(r-MWNTs)に比べ官能化親水表面を露呈した。結果として,胚毒性は,NOM不存在下では,f-MWNTs>Tol/nC60>Aqu/nC60及びr-MWNTsの順であった。NOM濃度の増加に伴い,Aqu/C60とr-MWNTsへの曝露で胚毒性に変化がなかった;しかし,Tol/nC60とf-MWNTsへの曝露では,夫々,疎水性の一次球状凝結の消失と部分的被覆により,毒性は減少した。これらのデータは,NOMの存在下での,NMsの形態的相異並びに物理化学的性質がそれらの反応と以後のメダカ胚ナノ毒性に重要な役割を果たすことを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の毒性  ,  バイオアッセイ 
タイトルに関連する用語 (3件):
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