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J-GLOBAL ID：201202276296631852   整理番号：12A1431158

キュウリとホウレンソウ中のピレスロイドの微量分析でのクリーンアップのためのグラフェン

Graphene for Cleanup in Trace Analysis of Pyrethroid Insecticides in Cucumber and Spinach

著者 (5件)： WU Xiaoli (Coll. of Sci., China Agricultural Univ., 100193, Beijing, People’s Republic of China) ,  ZHANG Hongyan (Coll. of Sci., China Agricultural Univ., 100193, Beijing, People’s Republic of China) ,  MENG Lixuan (Coll. of Sci., China Agricultural Univ., 100193, Beijing, People’s Republic of China) ,  LIU Xiaotong (Coll. of Sci., China Agricultural Univ., 100193, Beijing, People’s Republic of China) ,  MA Yongqiang (Coll. of Sci., China Agricultural Univ., 100193, Beijing, People’s Republic of China)
資料名： Chromatographia  (Chromatographia)
巻： 75  号： 19-20  ページ： 1177-1183  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： D0565A  ISSN： 0009-5893  CODEN： CHRGB7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新規分類のカーボンナノ構造体グラフェンは,極めて大きな比表面積(理論値:2,630m²g^-1)を持ち,グラフェンの平面状シートの両面が分子吸着に利用可能である。グラフェンは,予備濃縮,抽出,及び選択的電気化学定量に既に利用されている。本研究で筆者らは,キュウリ中の色素をグラフェンを利用してクリーンアップして8種のピレスロイド系モデル検体をGC/電子捕獲検出(ECD)を利用して測定した。8種のピレスロイド類の回収率は75-116%,RSDsは10%以下,及びLOQsは2.5-10μgkg^-1の範囲であった。比較研究は,グラフェンが色素のクリーンアップに黒鉛化カーボンブラックよりもすぐれていることを示した。ホウレンソウの色素のクリーンアップへのグラフェンの性能も調べた。残留農薬の分析のための有望な新規吸着剤が開発された。グラフェンは,色素の有効な吸着剤として大きな潜在的可能性を持つ。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *キュウリ ,  *ホウレンソウ ,  *ピレスロイド系殺虫剤 ,  *微量分析 ,  クリーンアップ法 ,  *炭素材 ,  吸着 ,  予備濃縮 ,  電子捕獲検出器 ,  カーボンブラック ,  吸着剤 ,  残留農薬 ,  ガスクロマトグラフィー ,  残留分析 ,  *グラフェン
準シソーラス用語： 分子吸着

分類 (2件)： 有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04034H) ,  食品の汚染  (FJ01053P)

タイトルに関連する用語 (6件)： キュウリ ,  ホウレンソウ ,  ピレスロイド ,  微量分析 ,  クリーンアップ ,  グラフェン