抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本のものづくりの現場では,グローバルベンダとの競争が激化する中,多様化する市場ニーズへの対応を図りつつ,お客様が望まれる機能・性能・品質・耐環境性などを考慮した製品を,より速く,より低コストに提供し続けることが重要であり,今まで以上に開発や製造現場にある多くの「知」を生かしながら,開発を加速するグローバルな設計開発環境を構築することが急務になっている。富士通では,スーパーコンピュータからサーバやネットワーク装置,更には携帯電話に至るプロダクト製品の設計開発環境を「社内統合設計プライベートクラウド」として立ち上げ活用している。また社外のお客様にも,それぞれのお客様のニーズに合わせたクラウド形態を通じ,次世代のものづくり基盤サービスとして提供している。本稿では,富士通の長年にわたるものづくりノウハウを集約した設計開発環境に,先進クラウド技術を開発・導入し,次世代のものづくり基盤として確立した「統合設計開発環境」について,その全体像,特徴,今後の方向性などについて紹介する。(著者抄録)