文献

J-GLOBAL ID：201202276357786633   整理番号：12A0706793

性,思春期および睡眠時EEGの時期は青年期の脳成熟を評価した

Sex, puberty, and the timing of sleep EEG measured adolescent brain maturation

著者 (4件)： CAMPBELL Ian G. (Univ. California Davis, CA) ,  GRIMM Kevin J. (Univ. California, CA) ,  DE BIE Evan (Univ. California Davis, CA) ,  FEINBERG Irwin (Univ. California Davis, CA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 15  ページ： 5740-5743  発行年： 2012年04月10日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 12歳から16.5歳までの思春期の間に,ノンレム睡眠における徐波脳波パワーは,急激に減少する。このデルタパワーの減少は,皮質のシナプス剪定を反映することが提唱されてきた。本研究では,9歳から18歳までの7年間,半年ごとに終夜睡眠時脳波を記録し,高速Fourier変換分析によりデルタおよびシータパワーの平均を算出した。その結果,デルタ減少の時期は,思春期成熟の時期と著しく関連付けられることを見出した。この時期の関係は,デルタ減少時期の性差を統計的に制御しても明らかであった。性差および思春期の時期との関係は,デルタ減少の時期の被験者間の変動の67%を説明した。本研究における発見は,もっとも急速な思春期成熟の年齢ともっとも急速なデルタパワー減少の年齢との間の明らかで確固たる関係を確立した。

シソーラス用語： *脳波 ,  *思春期 ,  性成熟 ,  ノンレム睡眠 ,  性差 ,  高速Fourier変換 ,  成熟 ,  脳 ,  ヒト
準シソーラス用語： 睡眠時脳波 ,  FFT【変換】

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  成長  (EJ16030H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 性 ,  睡眠 ,  EEG ,  青年期 ,  脳 ,  成熟 ,  評価