抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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デンマークの育種は,1企業のようにまとまった効率的なシステムである。種畜の改良や選抜に必要なデータはデンマーク養豚協議会に所属する全農場から集約される体制が整っている。精液はAIセンターから販売されるものを使用して種畜を生産し,自家保留するのは雌豚だけである。国内のコマーシャル農場からの集約された種畜の能力を正確に把握でき,改良目標が一元化されており,目標達成スピードが速い。日本の育種システムの良さは,多種多様な特徴を持つ肉豚が生産されていることである。200あまりの銘柄豚は消費者の選択の幅を広げている。遺伝的能力評価を進めていけば,農地が各地に散らばっても全国的にまとまった育種が可能である。