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J-GLOBAL ID:201202276490019122   整理番号:12A1691017

温度の関数としての有機塩素農薬(OCP)のオクタノール-大気分配係数の測定:大気-土壌交換への適用

Determination of octanol-air partition coefficients of organochlorine pesticides (OCPs) as a function of temperature: Application to air-soil exchange
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資料名:
巻: 113  ページ: 432-439  発行年: 2012年12月30日 
JST資料番号: H0435B  ISSN: 0301-4797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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7つの有機塩素農薬(OCP)のオクタノール大気-分配係数(KOA)を,GC保持時間法を用いて,温度の関数として決定した。25°CのLogKOA値は,8.32(クロルピリホス)と10.48(メトキシクロル)の間で2桁に及んだ。決定したKOA値は,無次元ヘンリーの法則定数に対するオクタノール-水分配係数の比率として計算された値で,0.5(エンドサルファン硫酸塩)から7.9(エンドリンアルデヒド)の係数内にあった。オクタノールと大気(ΔUOA)の間の段階移動の内部エネルギーは,71.8~95.4kJ mol-1であり,これらは,OCP(55.8~105kJ mol-1)の報告された範囲内にあった。また,大気と土壌OCP濃度も,イズミル(トルコ)で測定され,データを用いて,土壌-大気ガス交換を調査した。夏季では,-0.03(trans-ノナクロール)から329ng m-2-1(エンドサルファンI)であったが,OCPの正味の土壌-大気ガス交換フラックスは,冬季において,-0.01(揮発,cis-ノナクロール)から56.4ng m-2-1(堆積,クロルピリホス)であった。両方のサンプリング周期において,エンドサルファンIおよびII,trans-ノナクロール,p,p′-DDD,およびp,p′-DDTは,一般に,土壌に堆積されたが,γ-HCHおよびヘプタクロルエポキシドは,ほとんど蒸発した。他のOCPのフラックスは,これらの大部分が変動する周囲空気濃度により,可変的であった(揮発または吸収)。計算された乾燥堆積,および湿気堆積フラックスの最近の測定を用いて,局所的な土壌汚染物質目録と異なるメカニズム(すなわち,乾燥堆積,湿式堆積,ガス吸収,および揮発)の相対的重要度を評価した。一般に,すべてのメカニズムは,土壌OCP目録に顕著に寄与された。揮発フラックスは,土壌への正味堆積を示すほとんどのOCPの投入フラックス(乾燥堆積,湿式堆積,およびガス吸収)の合計よりも,一般に,非常に低かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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農薬  ,  土壌汚染 
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