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J-GLOBAL ID：201202276493386924   整理番号：12A1777294

聴能形成訓練における問題難易度推定のための基礎的検討

著者 (2件)： 丸井淳史 (東京芸術大 音楽) ,  亀川徹 (東京芸術大 音楽)
資料名： 音楽音響研究会資料
巻： 31  号： 5  ページ： 53-57  発行年： 2012年 
JST資料番号： L4628A  ISSN： 0912-7283  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 録音技師など音響に関わる専門家のための聴能形成訓練において,訓練進度に従って徐々に難しくなる課題を設定することが効果的な訓練に必要である。現状では教師が難易度を設定しているが,次週のためには問題難易度について客観的指標の作成が求められる。本研究では,問題難易度の推定を目標とし生徒による問題難易度の主観評価と,音源から算出される物理特性値との対応について検討した。その結果,主観的難易度を音源のスペクトル回帰直線の残差平方和の平方根によって推定するモデルが得られた。

シソーラス用語： 教育訓練 ,  産業教育 ,  *聴感 ,  音源 ,  度 ,  聴覚 ,  楽器音響 ,  感性
準シソーラス用語： *技術研修 ,  聴覚感度 ,  *難易度

分類 (1件)： 楽器音響  (BB03070Y)

引用文献 (5件)：

• Quesnel, R. (1996, May). Timbral ear trainer: Adaptive, interactive training of listen- ing skills for evaluation of timbre differ- ences. In Proceedings of 110th conven- tion. (Preprint 4241)
• 加庭輝明,金成英,寺澤洋子,伊藤寿浩,池田雅弘,山田武志,&牧野昭二.(2011,3).スペクトル変形同定の聴覚トレーニングにおける適応的フィードバックの影響.In日本音響学会講演論文集(pp.1003-1006).
• 丸井淳史,&亀川徹(2011,1).東京藝術大学音楽環境創造科における聴能形成について.In音響教育研究調査委員会資料(PP.7-12).(EDU-2011-2)
• 九州芸術工科大学音響設計学科(Ed.).(2001).音響設計学入門-音・音楽・テクノロジー.九州大学出版会.
• 北村音壱,佐々木實,岩宮眞一郎,&大橋心耳.(1996).音の感性を育てる-聴能形成の理論と実際-.音楽之友社.

タイトルに関連する用語 (5件)： 聴能 ,  訓練 ,  難易度 ,  推定 ,  基礎的検討