抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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多孔質体が気体浸透と熱伝導を受けるとき,多孔質体には熱応力が発生する。本論文は,そのような複雑な状況におかれた多孔質体のための基礎的理論を示す。気孔の気体圧力と固体温度を規定するために,気相と固体相のための支配方程式を示す。多孔質体の構成方程式が,周期的に配置された球形状気孔を有するマトリックスと気孔内面に圧力を同時に受けるモデルによって定式化される。この構成方程式を用いて,応力テンソルのつり合い式,変位を偏微分することで得られるひずみテンソルを用いて,本問題に適した変位成分に関する偏微分方程式が導出される。簡単な例として,気体が圧入された球形状孔を有する多孔質無限体の熱応力問題が考えられる。(著者抄録)