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J-GLOBAL ID：201202276577962742   整理番号：12A1604367

Ni基超合金の一次β-NiAl相の形成によって引き起こされたガスタービンブレードの脆性破壊

Brittle fracture of gas turbine blade caused by the formation of primary β-NiAl phase in Ni-base superalloy

著者 (3件)： ZHENG Liang (Sci. and Technol. on Advanced High Temperature Structural Materials Lab., Beijing Inst. of Aeronautical Materials ...) ,  XIAO Chengbo (Sci. and Technol. on Advanced High Temperature Structural Materials Lab., Beijing Inst. of Aeronautical Materials ...) ,  ZHANG Guoqing (Sci. and Technol. on Advanced High Temperature Structural Materials Lab., Beijing Inst. of Aeronautical Materials ...)
資料名： Engineering Failure Analysis  (Engineering Failure Analysis)
巻： 26  ページ： 318-324  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： W0684A  ISSN： 1350-6307  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鋳造Ni基超合金K403タービンブレードの製造過程で,モールドアッセンブリによるブレードが殻除去過程で薄い断面の後縁が壊れて細片を形成した。破壊したブレードからサンプルを取り,破壊の主因を解明するために化学分析,光学金属組織学(OM),走査電子顕微鏡(SEM)とエネルギー分散型分光計(EDS),X線回折(XRD)および微小硬さ測定によってその破壊特性と微細構造を調査した。結果は,K403ブレードの破壊が異常に多くの一次β-NiAl相の形成に起因することを示した。一次β-NiAl相はVickers微小硬さ5.78GPaの脆性相であった。一次β-NiAl相は殻除去過程中に低い衝撃荷重によりタービンブレードの広範囲に亀裂が発生した。破面の一次β-NiAl相には劈開破壊の主な特徴である”川模様”構造がはっきりと現れた。一次β-NiAl相の形成は母合金インゴットのAlとTiの元素の多量のマクロ偏析に起因した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ニッケル合金 ,  *超合金 ,  *タービン翼 ,  *脆性破壊 ,  微細構造 ,  亀裂発生 ,  偏析
準シソーラス用語： *Ni基超合金 ,  ガスタービンブレード ,  マクロ偏析 ,  破壊特性 ,  劈開破壊

分類 (2件)： ガスタービン  (PB02040Y) ,  金属材料  (HC04020L)

タイトルに関連する用語 (3件)： Ni基超合金 ,  ガスタービンブレード ,  脆性破壊