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J-GLOBAL ID:201202276598995691   整理番号:12A0904052

キチン誘導性二量化は植物免疫受容体を活性化する

Chitin-Induced Dimerization Activates a Plant Immune Receptor
著者 (19件):
資料名:
巻: 336  号: 6085  ページ: 1160-1164  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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パターン認識受容体は病原体に付随する分子パターンを認識して,植物に対して病原体感染への免疫を付与する。Arabidopsisの細胞表面受容体であるキチンエリシター受容体キナーゼ1(AtCERK1)はリジンモチーフ(LysM)を含むエクトドメイン(AtCERK1-ECD)を介してキチンと結合して,免疫応答を活性化する。本研究でキチン5量体と複合体形成したAtCERK1-ECDの結晶構造を解き,当該相互作用が専らLysMとキチン3残基によって仲介されていることを見出した。キチン8量体は二価リガンドとして作用することでAtCERK1-ECDの二量化を引起こし,これは短いキチンオリゴマの阻害を受けた。キチン誘導性AtCERK1-ECD二量化を減弱する突然変異や,AtCERK1-ECDを過剰発現による非生産性AtCERK1形成は,植物細胞におけるAtCERK1仲介情報伝達を減弱した。以上の知見は,キチンが誘導するAtCERK1二量化が受容体活性化に必須であることを示す。
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  分子構造 
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