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J-GLOBAL ID：201202276600237473   整理番号：12A1067419

3つの薬剤球状炭素吸着剤の中での物理化学特性の比較

Comparison of physico-chemical characteristics among three pharmaceutical spherical carbon adsorbents

著者 (2件)： ABE Hiroyuki (Lab. of Pharmaceutical Technol., Musashino Univ. Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Shinmachi 1-1-20 ...) ,  OTSUKA Makoto (Lab. of Pharmaceutical Technol., Musashino Univ. Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Shinmachi 1-1-20 ...)
資料名： Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces  (Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces)
巻： 100  ページ： 90-94  発行年： 2012年12月01日 
JST資料番号： W0541A  ISSN： 0927-7765  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究では,3つの薬剤球状炭素吸着剤,商標製品としてのクレメジン(クレハ)およびそのジェネリクス;メルクメジン(メルク製薬)および球状炭素吸着剤「ミラン」(ミラン製薬)に対して様々な物理化学特性を評価した。走査型電子顕微鏡観察,水銀圧入ポロシメトリーによる比表面積,粒子サイズ,および細孔体積分布の測定,および動的蒸気収着(DVS)分析を行った。クレメジンと比較して,メルクメジンは小さな細孔の多い構造でへこまされていた;10nmより小さな細孔が全細孔体積の43%(クレメジン)および68%(メルクメジン)を構成した。一方,球状炭素吸着剤「ミラン」は,マクロ細孔を有する多孔性であった。微細孔のフラクタル次元分析の結果は,内部細孔構造の複雑さが,Merckmezin>Kremezin≫球状炭素吸着剤「ミラン」であることを示した。3つの球状炭素吸着剤は物理化学的に異なったが,しかしそれらが治療学的には同等であることを立証するための臨床研究が行われるべきである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *吸着剤 ,  粒子 ,  多孔質体 ,  カーボンブラック ,  *ジェネリック医薬品 ,  空隙率 ,  細孔構造 ,  *水蒸気 ,  *収着 ,  吸着平衡 ,  化学組成 ,  *活性炭 ,  表面積 ,  細孔径分布 ,  電子顕微鏡観察 ,  形態 ,  球状 ,  粒度分布 ,  球状炭化粒子
準シソーラス用語： クレメジン ,  球状炭素質粒子

分類 (2件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  薬物の物理化学的性質  (GV01060M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 薬剤 ,  球状 ,  炭素 ,  吸着剤 ,  物理化学特性