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J-GLOBAL ID:201202276603665719   整理番号:12A0826522

バイオガス用の生物脱硫技術の開発

著者 (7件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 462-470  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: G0195A  ISSN: 0513-5907  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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バイオガスの生物脱硫技術である二塔型生物脱硫法における硫化水素(H2S)の水への吸収に関して,H2S吸収モデルを作成し,吸収用の水を一過方式で散水する試験によって,液ガス比(L/G)がH2S吸収率に及ぼす影響を調べて,H2S吸収率(計算値)が実験値とほぼ一致することを確認した。pHが硫黄酸化細菌の生物学的酸化速度に及ぼす影響を調べて,Thiobacillus thioparusがpH中性領域(pH6.2~7.5)で高い値を示すことがわかった。H2S酸化速度は,吸収塔・生物反応塔合計容積に対するH2S容積負荷0.33kgS/m3・dから減少傾向を示し,装置の運転はH2S容積負荷0.33kgS/m3・d以下に設定すればよいことがわかった。また,H2S除去性能に関しては,吸収塔と生物反応塔を組み合わせた二塔型生物脱硫装置を用いてH2Sガスを連続供給し,水を循環して散水する試験によって,H2S容積負荷0.33kgS/m3・d,H2S除去率97~99%と高い除去性能を有することが明らかとなった。以上の結果から,下水処理設備の消化ガスを想定し,H2S除去方式別のコスト試算を行なったところ,生物脱硫方式は,従来法である鉄系吸収剤を用いた乾式脱硫方式に比べて運転費を削減可能であることがわかった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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下水・廃水処理施設  ,  有害ガス処理法 
引用文献 (18件):
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