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J-GLOBAL ID:201202276624214970   整理番号:12A0200089

インフルエンザA(H1N1)2009ウイルス重症感染患児の臨床的特徴

Characteristics of severely and critically ill children with 2009 influenza A (H1N1) virus infection
著者 (18件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 571-574  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2332A  ISSN: 0578-1310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】インフルエンザA(H1N1)2009ウイルス重症感染患児の臨床的特徴を分析する。【方法】鼻咽頭スワブのRT-PCR試験により,インフルエンザA(H1N1)2009ウイルス感染が確認された重症患児(150例)(男性103例,女性47例,年齢中央値5歳)の臨床データを分析した。【結果】該患児の55%(81例)は5歳以上であり,14%(21例)に潜在的慢性疾患があった。一般的症状は発熱(95%),咳(89%),嘔吐(23%),喘鳴(19%),腹痛(16%),無気力(7%),発作(6%),筋肉痛(6%)および下痢(6%)であった。検査値異常は,白血球数の増加または低下(40%),CRP亢進(33%),LDH亢進(29%),CK亢進(25%)およびAST亢進(19%)であった。合併症は,肺炎(65%),脳症(12%),心筋炎(5%),脳炎(1%)および筋炎(1%)であった。全患児は入院前または入院時に抗生物質投与を受けていた。患児の73%はオセルタミビルを投与されていた。患児の23%はコルチコステロイドを投与されていた。患児の21%(32例)がICUに搬入された。患児(13例)は気管挿入後人工呼吸を受けた。呼吸困難の患児(14例)は可動性気管支鏡下気管支肺洗浄に不応であり,5例では気管支凝固物を除去できた。疾患経過は,退院(45例,97%),死亡(5例,3%),健常状態からの脳症による死亡(3例),ARDSによる死亡(1例)および健常状態からの二次的細菌性髄膜炎による死亡(1例)であった。【結論】インフルエンザA(H1N1)2009ウイルス重症感染は,年長児で潜在的慢性疾患のない場合に起こり易いと考えられる。該患児の臨床状態と検査値異常は多様である。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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小児科学一般  ,  感染症・寄生虫症一般 
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