抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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NITEに平成18年度から22年度までに報告された電子レンジの事故情報は706件で,このうち電子レンジの機能を利用して使う製品による事故が100件含まれる。電子レンジの庫内についた食品などの汚れが原因で発火する事故がある。汚れがついていると加熱時にマイクロ波が集中し,汚れが炭化し,電気が通るようになってしまうために火花が発生し,発火に至る。電子レンジの機構は食物内の分子を摩擦することで温めるもので,長時間加熱すると,摩擦し続けることになり発火に至る。突沸とは,加熱した液体が沸点を超えても沸騰しない状態のとき,振動が加わることで突然激しく沸騰する現象で,飲み物やとろみのあるもの,油分の多いものは突沸が発生しやすいため,加熱しすぎた場合は冷ましてから取出すことが肝要である。