文献
J-GLOBAL ID:201202276669559111   整理番号:12A0138671

スクレロスチン骨タンパク質インタラクトーム

The sclerostin-bone protein interactome
著者 (7件):
資料名:
巻: 417  号:ページ: 830-835  発行年: 2012年01月13日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
分泌タンパク質スクレロスチンは骨形成を変化させる。スクレロスチンの作用機構に関する洞察を得るため,我々はスクレロスチンアフィニティーキャプチャー法を用いてスクレロスチンと骨タンパク質との相互作用を調べた。ラットの脱灰した骨由来のタンパク質をスクレロスチン-マルトース結合タンパク質(MBP)アミロースカラム,またはMBPアミロースカラム上で捕獲した。そのカラムを低イオン強度緩衝液で良く洗浄し,結合したタンパク質を1M塩化ナトリウムを含む緩衝液で溶出した。溶出されたタンパク質を変性ドデシル硫酸ナトリウムゲル電気泳動で分離し,質量分光法により同定した。骨形成や再吸収過程において確立された役割を持つ,アルカリホスファターゼ,炭酸脱水酵素,グレムリン1,フェチュインA,ミッドカイン,アネキシンA1およびA2そしてコラーゲンα1といった,いくつかのこれまで未同定の完全長スクレロスチンと相互作用するタンパク質がスクレロスチン-MBPアミロースレジンに結合したが,MBPアミロースレジンにはしなかった。Wntシグナリングを調整するカゼインキナーゼIIや分泌性frizzled関連タンパク質4といった他の完全長スクレロスチン相互作用タンパク質を同定した。骨代謝を調節する,Phex,アスポリンそしてフォリスタチンといったタンパク質由来のいくつかのペプチドもスクレロスチンに結合した。スクレロスチンは骨形成や再吸収を変化させる複数のタンパク質と相互作用し,骨におけるいくつかの生物学的に関連する経路を変化させることにより機能するようである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞構成体一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る