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J-GLOBAL ID：201202276716749978   整理番号：12A0719810

プラスチック加飾技術のトピックス 気密性を有する金属・樹脂接合技術〈「アマルファー」-化学エッチングによる金属粗化表面の創出〉

著者 (2件)： 林知紀 (メック) ,  高橋勝 (メック)
資料名： プラスチックス  (Japan Plastics)
巻： 63  号： 5  ページ： 15-19  発行年： 2012年05月10日 
JST資料番号： F0254A  ISSN： 0555-7887  CODEN： PRSKAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： メック社が開発した金属・樹脂接合技術「アマルファ」を紹介した。アマルファは化学エッチングにて金属表面に微細な粗化形状を形成させる技術である。アマルファ処理は脱脂,粗化処理及び後処理(不働態化)の各工程からなる。アマルファ処理した金属表面の微細な凹凸部に溶融した樹脂を流し込んで固めることで高い接合強度を実現する金属・樹脂一体成形が可能となる。アマルファ処理後の金属(銅,SUS,アルミニウム)とPPSを射出成形により一体化させた成形品の断面SEM画像,接合強度及び気密性データを示した。アマルファ処理後の金属(銅,アルミニウム)と熱硬化性樹脂(フェノール樹脂,エポキシ樹脂)をトランスファーモールド成形により一体化させた成形品の接合強度及び気密性データも示した。アマルファ処理とヒートプレス法などを組合わせた一体化成形品の接合強度にも触れた。アマルファの用途例としてLiイオン電池の蓋と電極端子の間の封止,自動車などのジャンクションボックスのバスバーと樹脂の接合を説明した。

シソーラス用語： *高分子加工 ,  気密性 ,  接合 ,  エッチング ,  表面処理 ,  ポリフェニレンスルフィド ,  電子顕微鏡観察 ,  断面 ,  付着強さ ,  移送成形 ,  リチウムイオン電池 ,  フェノール樹脂 ,  エポキシ樹脂
準シソーラス用語： PPS【重合体】 ,  インサート成形 ,  トランスファ成形 ,  化学エッチング ,  *加飾 ,  接合強度 ,  粗化

分類 (2件)： 射出成形  (YH04050Y) ,  表面処理  (YH04112X)

タイトルに関連する用語 (8件)： プラスチック ,  加飾 ,  気密性 ,  樹脂接合 ,  ファー ,  化学エッチング ,  粗化 ,  創出