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J-GLOBAL ID:201202276738766256   整理番号:12A0620747

Arctica islandica(海洋性ホンビノスガイ)の殻の炭酸塩のδ13Cに対する環境支配の実験的証明

Experimental validation of environmental controls on the δ13C of Arctica islandica (ocean quahog) shell carbonate
著者 (3件):
資料名:
巻: 84  ページ: 395-409  発行年: 2012年05月01日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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殻の炭酸塩の炭素同位体組成(δ13CS)と周囲の海水の溶存無機炭素(δ13CDIC)との関係を決定し,殻物質への代謝の寄与(CM)を見積もるために,海洋の二枚貝類であるArctica islandicaをメーン湾において実験的条件下で29週間飼養した。2つのフロースルータンク(周辺海水条件,及び補足的食物源を付加)とin situケージという3つの実験的環境を比較した。個々の環境は50の稚貝と30の成体を含む。呼吸した炭素の3つの異なる指標(消化腺,閉殻筋,沈殿物)を用いると,稚貝(2~3年)及び成体(19~64年)の標本はともに10%以下の平均CMパーセンテージを示した。したがって,δ13CS値の主な支配は周辺DICである。本研究で用いた114の個体に関するδ13CDICとδ13CSとの関係は,δ13CDIC13CS-1.0‰(±0.3‰)であった。δ13CSに対する個体発生の影響は観察されず,また成長速度もδ13CS値に影響しなかった。本研究の結果に基づくと,長寿命の海洋性ホンビノスガイ(A.islandica)に由来する殻物質は温帯大西洋からの古DICに関する有望な指標となる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水圏・生物圏の地球化学  ,  その他の同位体地球化学 

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