文献

J-GLOBAL ID：201202276868865353   整理番号：12A0171133

減速車線上の運転者の性能に関する運転シミュレータ研究

A driving simulator study of driver performance on deceleration lanes

著者 (3件)： CALVI A. (Univ. Roma Tre, Dep. of Sciences of Civil Engineering, via Vito Volterra 62, 00146 Rome, ITA) ,  BENEDETTO A. (Univ. Roma Tre, Dep. of Sciences of Civil Engineering, via Vito Volterra 62, 00146 Rome, ITA) ,  DE BLASIIS M.r. (Univ. Roma Tre, Dep. of Sciences of Civil Engineering, via Vito Volterra 62, 00146 Rome, ITA)
資料名： Accident Analysis & Prevention  (Accident Analysis & Prevention)
巻： 45  ページ： 195-203  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： D0828A  ISSN： 0001-4575  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 減速車線はそれらが運転者を高速車線から低速車線に移るのを支援することから重要である。それらは自動車が高速道路を安全にかつ効率よく離れることが可能なように設計されているが,多くの研究は出口ランプ上での高い事故率と,衝突の最大の割合は減速車線中で起こっていることを報告している。本報告は拡大部に近づき出口機動の間に減速する運転性能に関心をおいた運転シミュレータ研究の結果を記述する。運転性能に及ぼす交通量の影響を分析するために3種類の交通シナリオが模擬された。30名の運転者がこれらのシナリオの中で,シミュレータ中で運転し,その間に彼らの横位置,速度および減速が収集された。著者らの結果は一般的に減速車線の設計に使用されているモデルの主な仮定と実際の運転性能の間にかなりの差があることを示した。特に拡散思考の運転者は減速車線に達する前に減速を開始し,主交通流と干渉を起こしている。さらに減速車線の終端における記録速度がランプ曲線の設計速度を超え,このことは出口ランプの研究で見出される高い衝突率を説明可能な危険運転条件を生み出す。最後に統計分析は既存の運転者の性能のいくつかの様相に及ぼす交通量の大きな影響を証明する:低い交通量は既存の速度と減速を高め,また拡散思考の運転者は交通量が低いとき主車線に沿って早めの減速を開始する。しかしながら,減速車線の終端における速度と車線変更の箇所は交通量によって大きくは影響を受けない。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *訓練用シミュレータ ,  *減速 ,  *付加車線 ,  交通安全 ,  ヒューマンファクタ ,  走行性能 ,  高速道路
準シソーラス用語： 運転シミュレータ ,  運転性能

分類 (1件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G)

タイトルに関連する用語 (2件)： シミュレータ ,  研究