抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「メーカーではなく,ユーザーが商品開発の一端を担ってイノベーションを起こすことがある」とのユーザーイノベーション理論において,鍵を握るのは自ら問題を解決できるリードユーザーと呼ばれるユーザーの存在である。そこでインターネットとSNSの普及が世に知られずに行われているイノベーションを,いかに世の中に役立つ形で共有できるようにしているかを論じ,以下の結論を導いた。1)BtoBの世界では,リードユーザーは法人営業がみつけてくる,2)BtoCの世界では,イノベーションを共有できるプラットフォームの提供が有効である,3)イノベーションを起こすユーザーと宣伝してくれるユーザーを同居させる,4)プラットフォームに,ユーザーが増えると価値が上がるメカニズムを内包させる,5)インサイトをみつける努力より,インサイトをみつけられる個人を探す。