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J-GLOBAL ID:201202276882294423   整理番号:12A1763990

嗅覚神経回路のニューロン集団間で見られる非シナプス性抑制

Non-synaptic inhibition between grouped neurons in an olfactory circuit
著者 (4件):
資料名:
巻: 492  号: 7427  ページ: 66-71  発行年: 2012年12月06日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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哺乳類の味蕾や昆虫の化学感覚子など,さまざまな感覚器官で,受容器細胞に顕著な区分化が見られるが,この構成の機能的影響はわかっていない。今回我々は,区分化したショウジョウバエの嗅覚受容器ニューロン(ORN)どうしが直接交信していることを示す。1個のORNの持続的活動は,1個の隣接するORNの一過的活性化によって遮断される。機構としては,この側方抑制はシナプスによっておらず,おそらくエファプス結合によっている。また,末梢での側方抑制は嗅覚行動を調節しうる。これらの結果は,嗅覚情報の統合がORN間の側方相互作用を介して起きていることを示すものである。一過的応答による持続的応答の遮断は,特異性の符号化手段になっているかもしれない。さらに,マラリアを媒介するハマダラカ(Anopheles)のCO2感受性ORNも,隣接するORNの興奮によって遮断されることから,昆虫での側方抑制は広く見られる性質であることが示唆され,これを用いれば昆虫行動の制御が可能になるかもしれない。Copyright Nature Publishing Group 2012
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その他の感覚  ,  神経系一般 
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