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J-GLOBAL ID：201202276901268269   整理番号：12A0380330

ヨーロッパにおける自動車エアコンからのHFC-1234yfの将来の放出と大気での運命

Future Emissions and Atmospheric Fate of HFC-1234yf from Mobile Air Conditioners in Europe

著者 (7件)： HENNE Stephan (Swiss Federal Lab. for Materials Sci. and Technol., Duebendorf, CHE) ,  SHALLCROSS Dudley E. (Univ. Bristol, Bristol, GBR) ,  REIMANN Stefan (Swiss Federal Lab. for Materials Sci. and Technol., Duebendorf, CHE) ,  XIAO Ping (Univ. Bristol, Bristol, GBR) ,  BRUNNER Dominik (Swiss Federal Lab. for Materials Sci. and Technol., Duebendorf, CHE) ,  O’DOHERTY Simon (Univ. Bristol, Bristol, GBR) ,  BUCHMANN Brigitte (Swiss Federal Lab. for Materials Sci. and Technol., Duebendorf, CHE)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 3  ページ： 1650-1658  発行年： 2012年02月07日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヨーロッパでの自動車エアコンでの冷却剤としてHFC-134a(1,1,1,2-テトラフルオロエタン)に代わってHFC-1234yf(2,3,3,3-テトラフルオロプロペン)の使用が検討されている。大気中に放出されたHFC-1234yfは残留性のトリフルオロ酢酸(TFA)へほぼ完全に変換されることから,ヨーロッパの自動車交通で将来完全に置換された後のHFC-1234yfの放出を評価した。現在の一日の漏出速度と2020年の予測した自動車数に基づいて,ヨーロッパでのHFC-1234yfの全放出を11.0~19.2Gg/年と予測した。この予測に基づいてヨーロッパでのTFAの沈降速度と雨水濃度を2つのLagrange化学移動モデルによって推算した。ヨーロッパでの平均夏季トリフルオロ酢酸混合比は高い放出シナリオで約0.15pptと,以前にドイツとスイスで測定したの大気バックグラウンドレベルの10倍以上になると予測した。

シソーラス用語： *フロン ,  *カーエアコン ,  *ガス放出 ,  大気汚染物質 ,  *ヨーロッパ ,  冷却剤 ,  *大気質試験 ,  予測モデル ,  漏れ ,  年変化 ,  大気モデル ,  シナリオライティング法 ,  沈降速度 ,  湿性沈降 ,  脂肪族カルボン酸 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  オレフィン化合物

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  大気質調査測定一般  (SB03040I)

物質索引 (3件)： HFC-1234yf ,  HFC-134a ,  トリフルオロ酢酸

タイトルに関連する用語 (5件)： ヨーロッパ ,  自動車 ,  エアコン ,  放出 ,  大気