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J-GLOBAL ID：201202276976429438   整理番号：12A1116484

RbMn[Fe(CN)₆]に対するFe及びMnの2pX線吸収の理論

Theory of Fe and Mn 2p X-ray absorption for RbMn[Fe(CN)₆]

著者 (2件)： NANBA Yusuke (The Graduate School of Natural Sci. and Technol., Okayama Univ., 3-1-1 Tsushima-naka, Kita-ku, Okayama 700-8530, JPN) ,  OKADA Kozo (The Graduate School of Natural Sci. and Technol., Okayama Univ., 3-1-1 Tsushima-naka, Kita-ku, Okayama 700-8530, JPN)
資料名： Journal of Electron Spectroscopy and Related Phenomena  (Journal of Electron Spectroscopy and Related Phenomena)
巻： 185  号： 5-7  ページ： 167-174  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： D0266C  ISSN： 0368-2048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 強磁性(FM)相及び光誘起(PI)相のRbMn[Fe(CN)₆]のFe2pX線吸収スペクトル(XAS)を低温(LT)及び高温(HT)相に対する計算に基づいて評価した。Fe(CN)₆クラスタモデルに対する配位相互作用フルマルチプレット理論を使用し,N2p準位に働く交換場としてFe(CN)₆に対する隣接Mnスピンの影響を考慮した。磁気モーメントのFe成分をFM相のFe2pXASにより決定できると予想した。PI相で,Fe2pXASの顕著な入射光子偏光依存性を予測した。LT相のRbMn[Fe(CN)₆]は温度誘起原子価遷移の一つの原因である正方構造をとるからFe2pに対する一軸性結晶場の影響を調べた。またMn(CN)₆クラスタモデルを使用してHT相のRbMn[Fe(CN)₆]のMn2pXASを計算した。平均的なMn3d電子数は,配位子から金属への電荷移動のために形式的なMn原子価(Mn²⁺)よりもいくらか大きかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *X線吸収スペクトル ,  *ヘキサシアノ鉄酸塩 ,  *ルビジウム化合物 ,  *マンガン化合物 ,  *相 ,  クラスタ模型 ,  *強磁性体 ,  結晶場 ,  原子価 ,  磁気モーメント ,  状態 ,  MLCT遷移
準シソーラス用語： 高温相 ,  *光誘起相 ,  スピン状態

分類 (2件)： X線スペクトル一般  (BM08101P) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

タイトルに関連する用語 (4件)： Fe ,  Cn ,  Mn ,  理論