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J-GLOBAL ID:201202276980420909   整理番号:12A0715712

ジンセノシドに対する真菌類感受性と酵素的脱グリコシル化

Fungal sensitivity to and enzymatic deglycosylation of ginsenosides
著者 (9件):
資料名:
巻: 78  ページ: 65-71  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Panax ginseng C.A. Meyer根の全ジンセノシド分画(T-GF),プロトパナキサジオール型ジンセノシド分画(PPD-GF)とプロトパナキサトリオール型ジンセノシド分画(PPT-GF)に対する,オタネニンジン病原体,Cylindrocarpon destructansと5種の非病原菌の感受性を調べた。その結果,T-GFは非病原菌の増殖を阻害するが,C.destructansの増殖を促進することが分かった。PPD-GFとPPT-GFは非病原菌の増殖を阻害した。しかし,C.destructansの増殖に対しては,PPT-GFは阻害したが,PPD-GFは増強した。C.destructansは細胞外グリコシダーゼによりPPD型ジンセノシドを加水分解して,4種の主生成物を生じることができた。非病原菌はPPD型ジンセノシドに対する細胞外グリコシダーゼ活性がなかった。これらの結果は,ジンセノシドは宿主化学防御として働き,オタネニンジン根病原真菌類はPPD型ジンセノシドを増殖または宿主認識因子に変換することにより,その毒性に対抗する可能性を示した。PPD型ジンセノシドを脱グリコシル化する能力が,オタネニンジン根病原菌の病原性因子である可能性がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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菌類による植物病害 
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