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J-GLOBAL ID：201202276984567106   整理番号：12A1421673

NiTiナノピラーの擬弾性および形状記憶の原子論的特性評価

Atomistic characterization of pseudoelasticity and shape memory in NiTi nanopillars

著者 (3件)： ZHONG Yuan (Woodruff School of Mechanical Engineering, Georgia Inst. of Technol., Atlanta, GA 30332, USA) ,  GALL Ken (Woodruff School of Mechanical Engineering, Georgia Inst. of Technol., Atlanta, GA 30332, USA) ,  ZHU Ting (Woodruff School of Mechanical Engineering, Georgia Inst. of Technol., Atlanta, GA 30332, USA)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 60  号： 18  ページ： 6301-6311  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子動力学シミュレーションを行って,ニッケル-チタン(NiTi)ナノ構造体の擬弾性と形状記憶を支配する原子論的メカニズムを検討した。<110>配向ナノピラーに圧縮負荷-除荷を施し,相変態の可逆性および変形双晶を支配する負荷歪みや温度の影響を受けて変わる,擬弾性または形状記憶応答挙動を観察した。その結果,可逆的双晶は双晶境界の転位ピン止め効果で起こるが,階層的双晶微細構造が可逆的双晶生成を容易にする事がわかった。ナノサイズ効果は,応力ひずみ曲線における鋸歯形状負荷,平坦応力,および大きなヒステリシスループとして明確に現れ,それはナノサイズ容積内の核生成律速相変態および変形双晶を引き起こすために必要な高い応力が原因である。本研究結果は,ナノ組織形状記憶合金における擬弾性および形状記憶挙動を表す相および変形可逆性を理解するための原子論的モデル化の重要性を明らかにした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ニッケル合金 ,  チタン含有合金 ,  ナノ構造 ,  柱 ,  *擬弾性 ,  *形状記憶効果 ,  計算機シミュレーション ,  圧縮荷重 ,  除荷 ,  双晶 ,  双晶境界 ,  ピン止め ,  転位【結晶】 ,  サイズ効果 ,  応力歪曲線 ,  曲線 ,  変形双晶 ,  核形成 ,  律速 ,  *形状記憶合金 ,  相変態 ,  分子動力学
準シソーラス用語： ナノピラー ,  ヒステリシスループ ,  分子動力学シミュレーション

分類 (1件)： その他の金属組織学  (WB01040Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： NiTi ,  ナノピラー ,  擬弾性 ,  形状記憶 ,  特性評価